お茶(宇治茶)と健康の関係
「茶は養生の仙薬なり。延命の妙薬なり。」
これは、1211年に栄西禅師によって書かれた「喫茶養生記」の冒頭の言葉で、
古くからお茶の効用が認められていました。
お茶には、ストレスの解消やガンの予防など様々な成人病の予防に効果のある物質が多く含まれています。 |
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緑茶の主な成分と効能
成 分 |
効 能 |
カテキン
(タンニン等) |
発ガン抑制作用
抗菌作用
コレステロール上昇抑制作用
血圧上昇抑制作用
抗潰瘍作用 |
カフェイン |
覚醒作用
利尿作用 |
ビタミンC |
風邪の予防 |
フラボノイド |
口臭予防 |
フッ素 |
虫歯予防 |
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お茶は、身近なお医者さんです。
静岡県の調査では県内のお茶をよく飲む地域の住民の人達は
ガンによる死亡率が他の地域に比べて低い結果がでました
お茶の効果は次のような効果です
- お茶に含まれるタンニン・サボニンなどの成分は、発ガンのきっかけになる細胞の突然変異を防ぐ作用がある。
- ビタミンEには、強い発ガン物質のニトロソアミンの形成を防ぐ働きがある。
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- カテキンによる抗菌性で食物による食中毒に対応。
- 激しく動きまわるコレラ菌がお茶で死んでしまう。
- ポツリヌス菌・黄色ブドウ球菌・大腸菌・腸炎ビブリオ菌などに
感染する病原菌にお茶が効果的。
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- タンニンは血中のコレステロールを排出する作用がある
- カテキンは、体のコレステロールを肝臓に戻す働きをする。
- 善玉コレステロールは減らさない。
- カテキンは、体中にコレステロールを配ってまわる
悪玉コレステロール(動脈硬化にとっての)だけを減らす。
- お茶に含まれるカテキン類には、強い血圧降下作用があることが知られている。
- タンニンにはビタミンEの20倍の効果があると言われています
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- 虫歯の原因は、ストレプトコッカスと言うバクテリアの作用により、
乳酸を生成して、これが歯のエナメル質を溶かし、虫歯となる。
- カテキンは、この微生物の抑制に効果的に作用する。
- フッ素は、歯の表面を強くし、虫歯菌の出す酸から歯を守る。
- 口臭ガムでお馴染みのフラボノイドはお茶お茶に含まれており
お茶を飲む事で口臭予防にもなります。
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- カフェインは頭痛をやわらげ、血行をよくし、利尿作用を高める。
- ビタミンCは、疲労回復に有効であり、代謝活動を高める。
- カテキンは、インフルエンザウィルスを不活性化する。
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- お茶のカテキンが、脂質の過酸化を防いで老化防止になるとされる
ビタミンEの20倍もの抗菌化作用を持っている。
- お茶には、ビタミンEやビタミンCが多く含まれ、抗酸化作用がある。
又、お茶のカテキンにも同じ作用があり、これらの間には顕著な相乗効果がある。
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- 緑茶を飲んでから運動すると、脂肪がエネルギー源になり
優先利用されるため、緑茶を飲まない時よりも早く脂肪を消費します。
- 食物繊維が豊富に含まれ、腸の中をきれいにし、スムースな排便が約束されます。
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- お茶に含まれるビタミンCは、シミ・ソバカスの防止に効果があり、
お茶には多量のビタミンCが含まれています。
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- お茶喫煙者は1回の喫煙で25mgビタミンCを失っていますが、
お茶を一杯飲む事で約6mgのビタミンCを補給する事ができます
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